カリンバ講座では、楽器をお持ちでない方のために、希望される方にはカリンバをご用意することがあります。
初めて楽器に触れる方も多いため、すぐに演奏を楽しめる状態でお渡しするようにしています。
ただ、届いたカリンバをそのままお渡ししているわけではありません。
実は、生徒さんの手に渡るまでに、いくつかの準備をしています。
今日はその裏側のお話です。
1.検品

カリンバが届いたら、まず一台ずつ状態を確認します。
- キーが曲がっていないか
- 傷がないか
- 音がきちんと鳴るか
- ビビり音がないか
同梱物に不足はないか含め、しっかり確認しています。
2.調律(チューニング)

カリンバは、届いた状態では音が少しズレていることがあります。
そこでチューナーを使いながら、チューニングハンマーでキーを少しずつ動かして調整します。
特に高音域のキーは、木材の個体差によって音が響きにくいことがあります。
サスティーン(余韻)が綺麗に伸びるかも、しっかりチェック。
ほんの少し動かすだけで音が変わるので、この作業は意外と時間がかかります。
きれいな音で演奏できるように、ここは丁寧に行っています。
3.キーシールを貼る

購入していただいて、希望される方には、キーにドレミのシールを貼っています。
細いキーに小さなシール…ピンセットを使いながら丁寧に1本ずつ貼っていきます。
これは本当に老眼泣かせです(笑)
しかし、このシールのおかげでカリンバの演奏がぐっと楽になるため、頑張って貼っています!
4.仕上げのひと手間

最後に、指紋がつかないように手袋をしてカリンバを拭き上げ、専用ケースにしまいます。
ピカピカの状態でお渡ししたいので、この点も毎回気をつけています。
5.小さな楽器だけど、大切に

カリンバはとてもシンプルな楽器ですが、音色はとても繊細です。
生徒さんが最初に音を鳴らしたとき、「きれいな音!」と感じてもらえたら嬉しい、と思いながら準備しています。
カリンバは演奏もしやすく、価格面でも「おてがる」に始められる楽器です。
ですが、生徒さんへお渡しするとなれば話は別!
おてがる…とはいかず、一本ずつ丁寧に整えています。
